• UNIX環境対応
    • 現在のMass++はWindows環境のみで動作しますが、これをUNIX系の環境、即ちMac OS/X(実体はBSD UNIXです)環境やLinux環境でも動作するように拡張します。
    • 具体的には、Linux上での動作を当面の目標にしています。
  • OpenMS連携
    • Mass++のプラグイン機能を活かして、OpenMSのプログラムを利用するwrapperを作成します。
      • OpenMSは、主にヨーロッパのアカデミック関係者有志によって作成されている、質量分析データの解析プログラム群で、BSD 3条項ライセンスで公開されています。
    • 特に、ピーク検出用のPeakPickerWavelet/HiResを最初のwrapper製作対象としています。
    • このプラグインを用いることによって、広く用いられているPeakPickerWavelet/HiResをMass++のピーク検出機能の一部として組み込み、Mass++上で行う一連のプロテオーム解析にそのまま利用できることが期待されます。