Mass++ユーザー会の皆様

Mass++がオープンソース化されてから、早くも4ヶ月と10日が経ちました(な、なんと半端な…)。

この間に、ユーザー会の組織やwebサイトの整備を行いました。Mass++ の機能整備も進めており、特許のためにオープンソース化できなかったピーク検出機能について、OpenMS のピーク検出を呼び出すプラグインを新たに開発し、質量スペクトルからオミックス解析を行う一連の処理が再びMass++で可能になりました。

以上の整備状況を、オープンソース化の案内とあわせて、MSSJ(日本質量分析学会・第63回質量分析総合討論会)JHUPO(日本プロテオーム学会2015年会&JHUPO第13回大会)の2つの国内学会(ポスター発表)で発表し、多くの来訪者からご意見などをいただくことができました。

一から仕切り直しての4ヶ月間(最初の10日間はオープンソース化されてもまだユーザー会は活動していませんでした)でしたが、オープンソース版Mass++利用推進に向けての準備が整いつつあると言えるかと思います。

そこで、今後の開発方針について集中的に議論し、希望・意見を収集するためのオフライン・公開ワークショップを、下記の通り行います。

日時: 2015年(今年)8月29日(土)午後(15時頃からを予定しています)

場所: 宇都宮市(栃木県) (会場は確定し次第、お知らせします。)

「公開」ですので、どなたでも(ユーザー会会員でなくても)参加可能です。ワークショップの後には、懇親会を市内の飲食店で行う予定です。

なにぶん、若干名のボランティアが手弁当で細々と準備を進めているため、まだ詳細は決まっておりません(詳細は追って告知する予定です)が、Mass++ の利用や質量分析ツールの開発に関心のある方は、是非ご参加下さい。

なお会場手配の都合上、参加される方は、あらかじめ下記連絡先メールアドレスまで、お知らせいただけますと幸いです。

acyshzw (atmark) kuicr.kyoto-u.ac.jp ( (atmark) を @ に置き換えて送信して下さい)